@article{oai:yachts.repo.nii.ac.jp:00000080, author = {八巻, 通安}, journal = {山形保健医療研究 = Yamagata Journal of Health Sciences}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 心不全に伴う不整脈の発生機序はいまだ解明されていない.そこで動物心不全モデルを用い,心室の電気的異常と心室不整脈発生との関係を検討した.不全心では1)心尖部における伝導障害とactivation-recovery interval(ARI)の延長を認め,2)再分極のばらつきが増大していた.また心尖部で,3)ARI estitution の急峻化を認めた.不全心におけるこれらの電気的異常は,心室不整脈発生の基質であることが示唆された.そこで心臓の電気現象をコンピュータ上に再現し,モデル心臓を再構築することで心不全不整脈の機序を解明しようと試みた.心臓モデルは心房筋,心室筋,特殊伝導系を含む分割ユニット50,000 個から構成した.実験心不全の実測値からモデル心臓のパラメータを設定した.心不全では様々なパラメータが変動するが,特にARI restitution に相当するパラメータが不整脈の発生に直接的に関係した.以上の結果は心不全の不整脈発生にARI restitution の急峻化が深く関係することを示すもので不整脈対策上,重要な所見である. キーワード:心不全,不整脈,restitution}, pages = {1--8}, title = {心不全における心室不整脈の発生メカニズム}, volume = {16}, year = {2013} }