@article{oai:yachts.repo.nii.ac.jp:00000075, author = {橋本, 翼}, journal = {山形保健医療研究 = Yamagata Journal of Health Sciences}, month = {Jan}, note = {論文(Article), 本研究は、高齢者の心理的、精神的健康と孫との関係に注目し、具体的にどのようなあり様が関係しているのかを、孫と祖父母との関係を客観的に測定できる尺度を用いて明らかにしようと試みたものである。研究デザインは、孫を持つ高齢者を対象として行った構成的面接法である。山形市内の老人福祉センターに通所する77名に調査を行った。分析には統計処理ソフトSPSS version 16.0を使用し、記述統計、t検定、Kruskal-Wallis検定、Pearsonの相関係数の解析を行った。分析の結果、今回の調査対象者は、抑うつ度が低く、主観的健康感が高く、家庭では一定の役割を果たし、孫との交流が頻繁な、比較的自立した高齢者であった。その抑うつ度や主観的健康感は、孫の持つ「世代継承性促進機能」と関連していることが示された。いわゆるサクセスフル・エイジングに主観的健康感が重要であるというこれまでの報告などをふまえると、孫の存在はサクセスフル・エイジングの達成に寄与することが客観的に示され、特に「世代継承性促進機能」に大きな役割を果たすことが示された。 キーワード:心理的健康、精神的健康、孫-祖父母関係}, pages = {21--32}, title = {高齢者の心理的、精神的健康状態における孫の及ぼす影響 : 孫-祖父母関係評価尺度を用いた検討}, volume = {15}, year = {2012} }