@article{oai:yachts.repo.nii.ac.jp:00000155, author = {後藤, 順子 and 斎藤, 明子 and 片桐, 智子 and 平塚, 朝子 and 竹原, 敦 and 中村, 正三}, journal = {山形保健医療研究}, month = {Mar}, note = {ALS(筋萎縮性側索硬化症)に焦点を当て,在宅療養中の1事例(64歳男)のQOL自己実現に関する分析を行うと共に,行政や関係団体の神経難病に対する活動について,在宅療法を促進していく視点から分析した.事例は病名告知と受容,生命維持のための人工呼吸器装着の選択,人工呼吸器装着後の心理的問題(自己実現)と24時間を通した介護者の存在という3段階を踏んでおり,心の支えである団体での活動などを通して自己表現や自己実現に向けて生活できる条件が整っていた.自己実現にかかわる要因に関してみると,各要因が複雑に絡み合っており,それらを他の事例に応用することや,確認する方法などが必要であることが判明した.また,患者家族を取り巻く現状を鑑み,行政の担当やボランティアの活動などといった在宅ケアの構築の体制作りが急務である.ALS患者は特に往診や訪問診療等の医療的処置よりも,ホームヘルプや話し相手という生活支援ニーズが高いことも忘れてはならない}, pages = {17--22}, title = {ALS患者の在宅療養を取り巻く現状}, volume = {3}, year = {2000} }